会社は毎日つぶれている

会社は毎日つぶれている (日経プレミアシリーズ)

会社は毎日つぶれている (日経プレミアシリーズ)


何と言ってもタイトルが秀逸。

各種書評で取り上げられているのを見て迷わず買ってしまいました。


内容は、「社長業」=「危機管理」をとことん語っています。

さすが就任から6000億円もの不稼働債権の処理を断行した会社の社長が書いた本だなと感心しました。


で、タイトルの「会社は毎日つぶれている」の会社とは世の中にたくさんある中のどこかの会社が毎日つぶれているのではなく、手をこまねいていると自分の会社が毎日倒産の危機にさらされている。

だから、常に会社のどんなところにも注意を払えと繰り返し繰り返し書かれています。


部下の「大丈夫」は大丈夫ではない。

今の小さな問題が明日の壊滅的な要因になる。


などなど…実際にかかわった人間でなければ語りつくせないものばかりでした。


ちなみにうちの会社はやばいやばい社内で言われながら根本的な対策を何年もたてないまま本日賃金の一律カットを社員に発表しました。


この決断が会社を救うでしょうか……


不安でいっぱいです。








会社は毎日つぶれている (日経プレミアシリーズ)

会社は毎日つぶれている (日経プレミアシリーズ)