ダンナ様はFBI

ダンナ様はFBI

ダンナ様はFBI


本屋では女性エッセイのコーナーに置いてありましたが内容はかなりビジネス書の要素が多く盛り込まれています。


久しぶりに軽い本でも読もうかなと思い気軽に読んでいたのですが、良い意味で期待を裏切られました。


それもそのはずで、あとがきでエリエスブックの土井英司さんに謝辞を述べており、「10年愛」のメンバーということで「あ〜なるほど」と1人納得しました。


確かに外観だけだと、どたばたエッセイという印象なので、ビジネス書のところにおいてあればまた売れ行きも変わってくるのではないでしょうか。


それで内容の方は、コピーライターである著者が元FBIアメリカ人ジムとの結婚生活でFBI流の考え方を教え込まれるというものです。

簡単にまとめると、「危機管理」「外見からのマインドセット」「プロファイリング能力」の3つ
になります。

FBIの「危機管理能力」「プロファイリング」は言わずもがなですが、「外見からのマインドセット」はこれでもかというくらい徹底していました。


人は外見の印象に左右される。

だから自分もビジネスで他人に好印象を持たれるような格好をする。


口で言うのは簡単ですが、そこまでできるかというレベルです、本当に。


だって通勤途中でお母さんが子どもを保育園に預けに行くのでも、ママチャリはダメ。

なぜならその姿が美しく、その自分自身の姿が自分のセルフイメージを形づくる要因になってしまうから……


たぶん、私は自分の奥さんに言ったらマジギレされるでしょう。

しかし、FBIが言えばかなり説得力があります。

そんな目から鱗みたいな話がたくさん。しかも読みやすいので助かりました。

とりあえず奥さんに進めるにはもってこいの1冊でした。






ダンナ様はFBI

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