人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方

人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方 (講談社+α新書)

人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方 (講談社+α新書)


行政の講座、イベントで行列ができる。

これってすごいことだと思いませんか。

年に一度著名人の講演をやるねど打ち上げ花火的なイベントならわかるんですが、毎週・隔週の連ソク講座で8割方申込みが殺到するなんて、プロでも難しいような気がします。


この本はそんな行政の講座・イベントで凄い実績を誇る牟田静香さんの講座・イベントの作り方の本。


かなり細かいことまで書いているのですが、大事なのはやはりお客さまの姿を想像すること。

誰をそんな講座に呼びたいか、そしてその講座は自分自身が行きたいのか。


言われてみれば、当り前のことです。

それに、本書では集客の方法についても非常に詳細に紹介されています。

タイトルのつけ方から、チラシの作成方法、さらにはチラシの配置の仕方など、超実践的なことばかり。


営利目的ではなく無料の講座が多い自治体で実績を残せるということは、それだけ講座に魅力があるということ。

さっそく参考にしていきたいと思います。





■講座に人を集めるポイント

1 いろいろな人々が抱えている課題を分析しターゲットを徹底的に絞ること

2 そのターゲットの心に響くタイトルをつけること


■人を集めるとはどういうことか

「人が集まらないのはつまらないから、面白くないからですよ」

「面白ければ連続講座でも人は来ますよ」


■これさえあれば人が来る!「面白さ」とは何か?

何より、この講座はまさに「私が行きたい講座」だったのです。


■ターゲットとゴール

人が来た講座というのは、やはりタイトルに目的が見えるものということがわかったのです。

「誰にでも来てほしい」は誰も来ない。


■こんなタイトルで人が来たのは見たことない!

1 法律、条例の文言や講座目的そのまんまのタイトル

2 社会背景表現型

3 疑問を投げかけるタイトル

4 認知率の低い言葉を使っている

5 受講者の立場を否定するタイトル

6 レッツ系


■三大「ダメダメチラシ」

1 役所の書類みたいなチラシ

2 前年度踏襲型のチラシ

3 自己満足型チラシ


■熱意が作る「女神のサイクル」

まず基本的なこととして講座の企画から広報・宣伝活動、当日の講座運営、さらには講座終了後にまとめをし、その結果を次の講座の企画にいかしていくということを行いました。

過去に人が集まらなかった講座の報告書に目を通し、失敗事例に学んだのです。私はこのサイクルを「女神のサイクル」と呼んでいます。

しかし、なんといっても重要になってくるのは、担当者の熱意と努力だと思っています。







人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方 (講談社+α新書)

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