おかあさんおとうさんのための行動科学

おかあさん☆おとうさんのための行動科学

おかあさん☆おとうさんのための行動科学


「『続ける』技術」で有名な行動科学マネジメント研究所の石田淳さんの子どものための行動科学の本。

先日、妻と子どもといっしょに近所の本屋に行ったら、育児の棚に平積みされているのを見て、思わず買ってしまいました。


内容としては、本当にわかりやすく噛み砕かれた「行動科学とは?」が書かれているので、すいすいと読むことができます。

実際、読んでみると最近のビジネス書や脳関係の本と同じようなことも書かれています。

仕事だけのことだと思っていたことが、子育てにも当然応用できる。

当たり前のことですが、意外と目から鱗でした。


以前、ソフトブレーンサービスの工藤社長がブログで著者のセミナーの紹介をしていましたが、SBSのスキルもこの行動科学を使っているようなところもあるようなので、お二人のつながりも納得ですね。


と、この本を読めば行動科学の概略だけは理解できるので、さらに関連書を読んで知見を深めたいと思います。



■「行動」って、どういうこと?

「行動」っていうのは、「具体的、何をすればいいのか?」がわかるものです。

実際に何をしたらいいかを考えてしまうものは、行動とはいえません。


■評価されないと、やらない

どのような言い方が、「行動」を伝えることになるのか?

1 「計測できること」

2 「誰が見てもわかること」


■「結果」じゃなくて「行動」

極端に言えば、テストで何点であろうが、そのための行動を取ったというなら、そのこと自体を評価してあげるべきです。


■タイミングを間違えないで!

まず重要なのは、「ほめるタイミング」です。

「いい行動をしたら、その場ですぐに!」です。


行動科学には「60秒ルール」と呼ばれるものがあります。

「人は、行動してから60秒以内にほめられると、またその行動を繰り返すようになる」







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