さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 新書
- 購入: 10人 クリック: 331回
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「さおだけ屋」で略されるあまりにも有名な会計入門書。
著者も書いてありますが、これまで会計についての入門書でも専門の会計用語がたくさんあってとっつきにくいものだった。それをこの本は克服するように書いたというように、確かに平易な内容で誰にでも理解できる本だったと思います。
しかし、読み終わってみると、物足りなさがありました。
この部分を内容が簡単すぎて役に立たなかったと捉えるか、次へのステップにつながったと捉えるかは、まちまちだと思いますが、私個人のレベルでも理解できる内容だったので、すっきりと読めました。
先日読んだ勝間さんの「決算書の暗号を解け」はよくレベルが高かったので、まずはこのくらいでちょうどよいようです。
■企業の大前提は「ゴーイング・コンサーン」
企業というものは継続することが大前提にあって、会計用語ではそれをゴーイング・コンサーンという。そして、継続するためにはまず利益、なにがなんでも利益がなければはじまらない。
■「木を見て森を推測する」のが監査の仕事
すべてを調べるのではなく、重要そうな一部をサンプルとして取り上げてそれを調べる。
大事な一部分を調べることで、「まあ全体としても大丈夫だろう」と太鼓判を押すのが監査の仕事。
■会計の本質的な考え方
つまり、「どうすれば物事を的確にとらえることができるようになるのか?」ということにチャレンジしつづけるのが「会計」という学問。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
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