勝負脳の鍛え方

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)


脳外科の第一人者が贈る強く、しぶとく戦うための処方箋。


■記憶を強くするためのおすすめは…

1.人の話はできるだけ興味を持って、感動して聞くようにする。

2.覚える内容に興味を持ち、好きになるようにする。

3.長時間の学習はできるだけ避け、時間を限定して集中して覚える。

4.覚える内容を、自分の得意なものと関連づける。

5.声に出して覚える。

6.覚える内容について、自分で独自で考え、勉強する。

7.覚えたものは、その日のうちに一度、目を閉じて声に出してみる。


■人間が行動を起こして目的を達成するために必要な3つの作業

1.目的と目標を明確にする。

2.目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する。

3.目的を達成するまで、その実行を中止しない。


■脳の温度上昇に注意

脳の温度上昇に伴う自立神経機能の低下への対策としては、体中を流れる血液を冷やすことと、自律神経が敏感に反応する場所を冷やすことの2つの方法がある。


■日本人は「目的より目標」

「勝つ」という目的ではなく、「勝ち方、あるいは勝つために求められる技や作戦」という目標に向かって全力を傾けること。



言われてみると、簡単なことばかりと思ってしまいますが、著者はこんな簡単なことさえできな生き方を私たちはしているんですよと言っていました。

なるほど確かにそのとおり。これが簡単にできれば苦労しませんね。

だからこそ本書の内容は、基本的なこと、原理原則を中心に書かれているのだと思います。






<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)