もしもハリウッド監督が会議を仕切ったら

もしもハリウッド監督が会議を仕切ったら?

もしもハリウッド監督が会議を仕切ったら?


会議の仕切りは難しいものです。


退屈な会議のときは本当に早く終われと心の中で考えていますが、いざ自分がファシリテートするとなると思うようにはできません。


本書は、そんな会議の在り方をストーリー形式でわかりやすくまとめたもの。


ありがちな会議というのは結論が決まっている終了時間も決まっている予定調和的なものを連想すると思います。


そうした会議に欠如しているものは「対立」です。


そう、意見の対立、考え方の相違です。


ここでは重要なのは、意見が違っていて当たり前、その違いを確認して経営に最適な判断をするため、いろいろな側面から物事を考える場を共有するということです。



そして、次に重要なのが目的に応じて会議のかたちを変えていくこと。


本書では、毎朝、毎週、毎月、四半期毎と開催頻度に応じて、会議の目的を事務の確認から長期的な戦略まで変えていってます。


それによって「ここで何を話し合うのか」目的を明確化できるということです。



それにしても、もしこんな会議がうちの会社の幹部にきちんとできるなら、会社の戦略・目的が伝わってすごくやりがいが持てそうな気がします。


うちにできるのか・・・


自分の会社にあてはめて本書を実行するにあたり最も難しいのは、社員の意識改革をどのように行うのかということではないでしょうか。


たぶん形だけ、この形式を取り入れても実際なかなか根付かないような気がします。


だからこそ変わったら会社も劇的に変わると思うんですが、どうでしょうか?





もしもハリウッド監督が会議を仕切ったら?

もしもハリウッド監督が会議を仕切ったら?