偶然からモノを見つけ出す能力
偶然からモノを見つけだす能力―「セレンディピティ」の活かし方 (角川oneテーマ21)
- 作者: 沢泉重一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/08
- メディア: 新書
- 購入: 6人 クリック: 26回
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セレンディピティとは、「当てにしていないものを偶然にうまく発揮する才能」と定義されています。
「偶然」と「察知力」の2つがセレンディピティに必要な要素です。
結局、意図しない偶然が起きたときに、その偶然が起きたことに対する意味づけみたいなものです。
「発見とは、誰もが見ていることがらに、新しい意味づけをすることである」ということのようです。
チクセントミハイや天外伺朗が言う「フロー状態」と同じことだと思います。
フロー状態に入る→セレンディピティの能力が強まる→意味ある偶然に出会う(シンクロニシティ)ということなんでしょうか。
ちなみに本書で「セレンディピティ」の語源も紹介しています。
「セレンディップの三人の王子」というヨーロッパの寓話からきているようです。
ちなみにセレンディップの「セレン」とはスリランカのことです(昔はセイロンと呼ばれていた)。
偶然からモノを見つけだす能力―「セレンディピティ」の活かし方 (角川oneテーマ21)
- 作者: 沢泉重一
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