仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)


気がつけば約1週間ぶりの更新になりました。


実はこの間、ある本を読んでいたんですがどうにも相性が合わず、ついに読めずじまい。そこで仕切り直しの意味を込めて、ストレスがあまりかからない本を本屋で探した結果、この本に行き当たりました。


タイトルを一見すると仕事術の本のようにも見えますが、内容は仕事をする上で土台となる身体のトレーニングについて書かれた本です。


「さおだけ屋は〜」みたいにかなり気になるタイトルだと思います。それらへんは、レバレッジシリーズの本多直之さんがプロデュースしているだけあってブランディングはばっちりということなんでしょうか。



それから中身ですが、筋トレをしている人は体型・健康・体力だけでなく、直感力・集中力が鍛えられるほか、身体を動かすことでストレスを発散しポジティブな気持ちを持つことができる。


そして何にもまして重要なのが、ビジネスで必要不可欠な「目的の明確化」−「現状の把握」−「目標の明確化」−「仕組みづくり」−「実行」という、一連のプログラムを実行できる人とできない人が、筋トレでも同様にあらわれてくるということです。


本書のタイトルと内容は、ここで関係してくるわけです。

内容は、上記のプログラムの効果的・効率的な実行の方法を説明しているのですが、構成的には上手いことつなげたなと感心しました。


「さおだけ屋〜」と同じように日常なんとなく思っていることに対して、分析をしてみるという視点が目を引くんでしょうか。



最後に、本書で一番の格言としては、冒頭でのある経営者の言葉「自分がトレーニングをするのは、自分本来の輪郭をしっかり保つためだ」。



「自分本来の輪郭を保つ」



胸に突き刺さりますね。

私も来年30代。そろそろ意識的に筋トレしなくてはいけない年代に差し掛かってきました。自分本来の輪郭を忘れないうちに何とかしたいですね。







仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)