グーグルに勝つ広告モデル マスメディアは必要か

グーグルに勝つ広告モデル (光文社新書)

グーグルに勝つ広告モデル (光文社新書)


マスメディアをマーケティングの側面から論じ、インターネットの台頭と、既存の4大マスメディア(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)の関係について論じた本。


成熟期から衰退期へと移行しつつある既存のマスメディアは、まだまだ成長期にあるインターネットの影響を、どのように捉え、生存をかけて自らをどのように変えていくのか、長年メディアに携わってきた著者の考えが展開されています。

内容は、さすがコンサルタントと言わんばかりに図式化・数値化したうえに読みやすい文章で紹介されていて、非常にわかりやすかったです。


成長カーブで考えると、テレビなどのマスメディアはもう既に衰退期に入っているんでしょうね。私もそういえば今年に入ってからテレビ見てません。


やはりビジネスを考える上で成長カーブを想像して今後を見据えていくこと、ここが必要不可欠になってくるようですね。


自分のいまの仕事が成長カーブでどの位置にいるのか、もしくは今後行うであろう事業が成長カーブに乗っていけるのかどうかという点を考えてる必要があるようです。


その視点をもつことで、すでに成熟期・衰退期であっても新たな需要を掘り起こし次の成長期に移らせることができるのかどうか、分岐点がそこにあるような気がします。






グーグルに勝つ広告モデル (光文社新書)

グーグルに勝つ広告モデル (光文社新書)