不機嫌な職場
不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書)
- 作者: 河合太介,高橋克徳,永田稔,渡部幹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/18
- メディア: 新書
- 購入: 17人 クリック: 333回
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職場に対する不満は、働いている人だったら誰もが持っていることと思います。
それは私自身にも当然当てはまり、職場の嫌なところに常日頃からうんざりしています。
だけど、うちの職場は本書のようないわゆる「不機嫌な職場」ではありません。となりの席の人にメールだけで業務連絡や、あいさつもしないなんてことは全くありません。
うちの場合は逆ですね。
要するに中小企業にありがちな人間関係重視型。
ひとつの枠の中に職員を押し込んで、個人の自由度があまりない職場です。
そういった意味でメンヘルになる人は後を絶ちませんが。
その代わり、ほとんど全員(200名弱)どんな人間かわかっているし、急なお願いも日頃からのコミュニケーションがあるので何とか頼むことができます。
しかし、こうして本書の感想を書いていると、うちの職場もまだまだ捨てたものではないのかもしれません。先週の各課対抗ソフトボール大会は相当疲れましたが。。。
会社というと、経営者、顧客、株主などいろいろなステークホルダーがいて、それぞれの要求を満たさなければならないので、社員・職員という存在が軽く扱われるように感じますが、「職場」という側面からみると社員・職員の心を満たす経営というものを実践していくことが、よりよい企業への近道のような気がします。
このことは、本書でもグーグルやサイバーエージェントの事例にもありますし、先日取り上げた「日本でいちばん大切にしたい会社」の「五人に対する使命と責任」にも通じるものがあるのではないかと思います。
不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書)
- 作者: 河合太介,高橋克徳,永田稔,渡部幹
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