普通の人がこうして億万長者になった
普通の人がこうして億万長者になった――一代で富を築いた人々の人生の知恵 (講談社+α文庫 (G166-1))
- 作者: 本田健
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/04/17
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 3回
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約1000人に及ぶ日本の成功者(高額納税者)へのアンケートから、成功者の知恵、成功の要因とは何なのかを探った本。
日本には年収2500円以上の人は全体の0.56%、1000人に6人しかいない。
その人たちを分類すると、
1 ビジネスオーナータイプ
2 専門家タイプ
3 会社役員タイプ
4 相続タイプ
5 不動産タイプ
6 有名人タイプ に分けられる。
しかし、それぞれのタイプによって」成功のルールや考え方はまったく違うが、そして、アンケートから億万長者の10の特徴が導き出された。
1 好きなこと・得意なこと・喜ばれることを仕事にすること
2 誠実なこと、健康なこと
3 運がいいこと
4 危機を乗り越える力があること
5 人に応援されること
6 メンターがいること
7 パートナーといい関係を持っていること
8 子どもの教育を独特に考えていること(お金より知恵)
9 長期的な視野を持つこと
10 決断を上手にすること
また、成功する要因(ミリオネアメンタリティー)としては、
1 誠実であること
2 健康であること
3 好運であること
4 自分で判断できること
5 自分の仕事が大好きであること が挙げられている。
普通の人が考える成功の要因である、ビジネスモデルや投資スキルなどではないことが特徴的である。
このことは、「3 好運であること」でも、億万長者は「努力の上に成功は重なる」と考えているのに対し、普通の人は努力を考えず運だけが必要と考えていることにもあらわれている。
このように億万長者の人たちは、仕事に一生懸命に取り組み、プラス思考であり、人を大事にし、自分の信念を持っているということでしょうか。
これを見ていると当然の答えというか、基本はここだと思います。
今年の冬に稲盛和夫の「生き方」を読んだときに、稲盛さんは特別な人だから「生き方」に書いてあることはこの人しかできないと、思ってしまいましたが、どうやらそうではなかったようです。
しかし、もう一方で神田昌典さんが「非常識な成功法則」を書いて理由がとてもよく理解できた気もしました。
とにかくこの本を読んで自分が実践できることをやっていくのみですね。
最後にこの本で一番印象に残ったフレーズは・・・
「飛び方は、落ち方がわかるまでわからない」
普通の人がこうして億万長者になった――一代で富を築いた人々の人生の知恵 (講談社+α文庫 (G166-1))
- 作者: 本田健
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