本調子 強運の持ち主になる読書道

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本を読む者に困ったことは起こらない。

本田健、七田眞などが、「読書と成功の関係」についてそれぞれの考えを紹介した本。


それにしてもこの本の中で速読術としてフォトリーディングをしている人がいることは驚きでした。


これで私の知っている著名人では、本田健さん、望月俊孝さん、そして勝間和代さんの3人が実践していることになります。


以下は、本の一部要約です。


1 本田健

本は知恵の結晶であり、一番安い自己投資の方法である。

本を通じて人生を導くメンターに出会うこともある。そのようなメンター本は、簡単に見つかるものではなく、何冊も挑戦して、自分で探さなくてはならない。


テレビをやめて、空いた時間を読書にまわそう。



2 七田眞

成功は読書から始まる。

ドイツのオストワルトは、成功者の共通項を「プラス思考」と「読書」であると言っている。

本は広く読むことが必要だ。アイデアとは、「既存の情報の、まったく新しい異種統合」である。

一方で、ムダな読書は必要ない。目的・テーマをもって読書をすることがg必要である。


メモも重要である。

成功者の特徴として、「瞑想する習慣」と「例外なくメモ魔」ということがあげられる。アインシュタインダヴィンチは多くのメモを残している。


読書とは実生活を利するものでありたい。


幕末の儒者佐藤一斎の著に「言志四録」というものある。
この本の中に学問について多くのことが書かれている。

たとえば学問の必要と効果について、

「少にして学べば、則ち壮にして為すことあり
壮にして学べば、則ち老いて衰えず
老いて学べば、則ち死して朽ちず」

(少年時代に学べば壮年時代にそれを役立たせることができるし、壮年時代に学べば老年になっても気が衰えることはない。老年になって学問を学べば、それが社会の役に立つことになって、死んでも名前が朽ちることはない)

と書かれている。



3 望月俊孝

目標を紙に書くことと意図的な読書は、夢をかなえるための両輪である。


成功の秘けつについて、ビル・ゲイツは「大きなビジョンを持てるかどうか」と買っており、他方ロバート・アレンは「指導者の高い資質による」と言っている。

それを私たちに置き換えてみると、大きなビジョンを持つための環境は整っているだろうか。私たちの親友10人の収入の平均が自分の収入になるといわれているように、つき合う人と経済力、思考、行動などは密接な関係にある。


今、自分の環境に満足できず、すぐにつき合う人を変えられないならば、本やオーディオブックなどから優秀なメンターとなる人物を探せばよい。

そして、メンターの考え方を繰り返し読みかえし、自分に置き換えることで、自分の思考パターンを変えていくことができる。





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