成功の教科書

成功の教科書 熱血!原田塾のすべて

成功の教科書 熱血!原田塾のすべて


7年間に13回の陸上日本一を達成した、「カリスマ体育教師」の成功本。

成功は「技術」である。
世の中の95%の人はこのことをわかっておらず、ただ漠然と夢をかなえたいと思っているだけで、失敗を繰り返している。

一方、5%の「成功のプロ」にとっては、成功の定義とは「①自分にとって価値のあるものを②未来に向かって目標として設定して、③決められた期限までに達成すること」ということがわかっている。

つまり、成功をつかむには、①夢の具体化、②目標設定、③期限の設定をクリアしていくことが必要だということだ。


また、本書の中では、セルフイメージ、メンターの必要性、目標設定の重要性など、他の類書と同様のことが述べられているが、特徴的なのが「コンフォートゾーン」という概念である。

目標を設定するときに難しいのは、目標の難易度をどれくらいにすればよいのかということである。難しすぎれば達成できないし、簡単すぎれば向上は望めない。

そこで目標までの正確な距離を測るために、「最高の目標」「絶対達成できる目標」「中間の目標」をたてて、その中にその時々の「今回の目標」をたてることで、目標の精度を高めていく。最高の目標を超える成果はありえず、「絶対達成できる目標」ができないこともない。この枠(コンフォートゾーン)の中で毎日の目標設定をしていくことで、最高の目標に近づいていくというものだ。

確かにこうしていくことで、目標のぶれが起きなくなるし、長期的な目標のときには、どのくらいがんばればいいのかが数値化されるので、気持ちが安定するのではないでしょうか。


ただ難しいのは、目標の測定をきちんとやらなければコンフォートゾーンの設定もできないことだと思います。やはり、まずは何をしたいか漠然とした思いを目標に変えることですね。それができないと目標までの正確な距離は図ることができませんからね。


とりあえず、私はスキルアップのために本を読んで、それをブログにまとめて少しでも論理的な思考力を養いたいと思います。


「継続は力なり」です。