貧困大国ニッポン - 趣味は自己啓発−田舎勤めのスキルアップ日記−

最近、格差・貧困がかなりの問題になっているので、その実態について知りたくて読みました。

中身は、「最低辺１００人の証言」ということで、いろいろな人たちの「最低辺」の想像を絶する生活を垣間見ることができました。

で、このへんのことを論じるときに問題になってくるのは、「格差・貧困は自己責任かどうか」ということです。

私個人の考えとしては、「そうである人もいるし、そうでない人もいる」です。

この本の中でも、自堕落な生活をしたための人もいれば、病気などでそうなった人もいる。

だから、一概に自己責任論に拘泥することのは、意味がないのかなと思います。

ただ、下流社会でも問題にしたように、格差、貧困が広がると社会全体の消費力、活力が低下することは避けられないので、そういうスタンスでの格差是正はやはり必要だと思います。

まあ、自分自身も若いころは自堕落な生活をしていた時期もあったので、再チャレンジ可能でいいじゃないかと非常に感じています。

といっても、やはり自助努力あっての再チャレンジが前提であって、単なる受身の再チャレンジは、「うーん。どうかな…」と思いますが。

でも、病気とか外部的な理由で助けが必要な人は、自助努力とやかくじゃないから、やっぱりケースバイケースで考えていく必要もあるんじゃないかと思います。