ダメなら、さっさとやめなさい！ - 趣味は自己啓発−田舎勤めのスキルアップ日記−

ダメなことをいつまでもやり続けても時間の無駄。

そのことは分かっているけれども、これまで投入した時間・お金がもったいなくだらだら続けてしまう。
そんな経験たしかにあります。

この本では、そういう状態がなぜ生じるのかについて分析しています。人間がある分野について素人からプロへと変貌するときには、一旦パフォーマンスが下がってしまう「運命の谷」がくる。ここを切り抜けないと本当のプロにはなれないという状態、いわゆる生みの苦しみみたいなものでしょうか。

それでがんばってこころ抜ければ、一皮むけたということになるんでしょうが、実はその運命の谷が行き止まりであることが結構多いので、そこを見極められないといつまでたっても「行き止まり」に向かって無駄な努力を続けてしまうということです。

それで成功者は、行き止まりの道はさっさとあきらめてしまう、上へとつながるものにのみ労力を費やす、ここの見極めが上手い人のことであるとしています。

自分にとって、今の道が行き止まりかそうでないかを見極めることは、簡単ではないですよね。

やはり自分のこと周囲のことについて真剣に考えて想像していく力、もしくは成功している自分の姿をありありとイメージできることができる分野を見つけること、もっというと自分の思考パターンをそういう方向に上手く持っていくことが大事なような気がします。